マイナンバーの国策銘柄?(マイナカードで思惑買い)
本日の気になった事柄です。
日本経済新聞の水曜の朝刊に『市場点描』というコーナーがあり、その中に『マイナカードで思惑買い』という記事がありました。
内容としては、1日からキャッシュレス決済で還元される「マイナポイント」が始まり、本格普及の期待があり、マイナンバーカード関連株への思惑買いが広がっているという内容でした。
関連株と9月に入ってからの上昇率も記事では紹介されています。
スマートバリュー 22%(カードの個人認証)
ITbookホールディングス 17%(利用促進コンサルティング)
フライトホールディングス 10%(決済装置)
自民党総裁選の情勢も加味されているようで、次期首相候補である菅官房長官が「デジタル庁」の創設検討を明言しているため買いが勢いづいた、と記載されていました。
「思惑で買って事実で売る」という有名な相場格言がありますが、現在は思惑で買われている局面ではないかと思います。
紹介されている証券関係者のコメントとしては「(マイナカードの)普及率の低さなどを冷静にみれば、いずれ期待がはがれるのではないか」と思惑買いに対して冷静な見方をしていましたので、何らかの期待から外れるような事実が発表された場合には、売られる局面になるのではないかと思います。
これに関連して個人でもどのような関連株が存在するのか、ネットで検索をしてみました。
ジャパンシステム(マイナンバー認証強化)
色々な会社がヒットしますが、どのようなページでもヒットするのが記事の中でも記載されていた「ITbookホールディングス」となります。
関連株としては、ここを軸に今後の相場が展開されていくと予想しています。
本命と言われる「ITbookホールディングス」を保有するという戦略のみならず、ここが動いて少し後にはこの銘柄が動くなど銘柄の特徴を見極めていれば、そこでも利益を上げるという戦略をとることもできそうです。
短期で見ると自民党総裁選の影響などで大きく動く可能性があり、過度な投資はリスクが高いと感じますが、長い目で見ても「マイナンバー」は面白そうなテーマだと思いますので、長期保有という目線もありなのではないかと思います。
関連するニュースなどには目を通していき、知識を深めたいと思います。