サラリーマンAのブログ ~手に職と、ハッピーリタイアを求めて~

30代サラリーマンの業務や自己啓発の記録、世の中の気になる事柄についてのブログです。

2020年内の日経平均株価の相場

本日の気になった事柄です。

 

日本経済新聞の朝刊に『市場点描』というコーナーがあり、その中に『EC・ゲームの小型株 注目』という記事がありました。

 

内容としては、年内の日経平均相場の上値と下値の予想、この予想からとる戦略(コロナの影響下でも業績拡大の見込める小型株の比重を増やす、その他魅力として感じているのは「広い家」を求めるニーズに着目した不動産関連銘柄)などが記載されていました。

 

その内、年内の日経平均相場の上値と下値の予想が気になりました。

 

予想では、上値は2万4000円で、下値は2万2000円と底堅く推移するレンジ相場だというものでした。

 

これは新型コロナウイルス感染症の拡大等に伴う経済再開と感染拡大が交互する「W字型」の景気回復になるという前提からくる予想のようです。

 

ただ、米国の金融政策の動向はリスク要因にもなり得るとして警戒はしており、財政懸念が広がり経済回復を伴わない「悪い金利上昇」が発生した場合は、2万1000円付近まで下落する可能性があるともしています。

 

2020年のイベントについては、米国の大統領選挙を控えており、この結果によっては、大きく相場が変動することが考えられますね。

 

新型コロナウイルス感染症の影響などで、上期については大きく日経平均株価が下落したものの、既に元通りといった水準にまで株価を戻しています。

 

今回の新型コロナウイルス感染症による株価の下落と、リーマン・ショックによる株価の下落が比較されることがよくありますが、結果を見ると見えてくるものがあります。

 

企業の業績への影響が大きいのは、新型コロナウイルス感染症であるにも関わらず、株価の戻りについては、圧倒的に新型コロナウイルス感染症による株価の下落時の方が戻りが早いということです。

 

コロナ後の「新常態」など様々な対応を企業側が迫られており、採算が悪化しているような実情は株価に反映されていないような結果に見えます。

 

これはひとえに、現在の相場が金融緩和によって支えられている過剰流動性相場だということに他ならないのではないでしょうか。

 

その前提に立つと、過剰流動性相場はボラティリティーが高くなりますので、レンジ相場といってもレンジが非常に大きくなるということも考えられると思いましたので、この予想程度の動きで終わるのかな?という感想を持ちました。

 

プロでも予想を的中させることは難しく、当たるも八卦当たらぬも八卦的なところがありますが、様々な意見に触れて相場観を磨いていきたいと思います。