子供へのおこづかいはいつから?でも、おこづかいが実はNG?
みなさんは子供の頃におこづかいをもらっていましたか。
ご家庭にもよるかと思いますが、小学生から高校生の間は、おこづかいをもらっている場合が多いのではないでしょうか。
そんな子供の頃にもらっていたおこづかいですが、いざ自分が親になると「いつから」「いくら」あげるのが最も良いのか非常に悩みますよね。
このページでは、おこづかいの相場からおこづかいの賛否についてまでを紹介しています。
おこづかいをあげる、あげない、どちらの選択も親はすることかできますが、子供は親の選択を受け入れることしかできません。
色々な選択肢を踏まえた上で、子供にとって最も正しいと思う選択をしてあげましょう。
1.おこづかいとは
おこづかいとは、特に子供にあげる金銭をいいます。
あげる方法としては、毎月定額で手渡しによることが一般的です。
小学校低学年からおこづかいを渡し始める家庭がでてきますが、小学校高学年では約5割の家庭でおこづかいを渡しています。
この渡し始めるタイミングは家庭により異なりますが、一般的に何年生になったからなど年齢により支給を開始するケースと、本人がお金に興味を持つ、お金のルールが理解できているなどの条件が揃ったタイミングで支給を開始するケースがあります。
少子化の影響もあり、両親に加え、両祖父母、未婚の叔父や叔母など、おこづかいを子供にあげる人は昔に比べ多くなってきています。
2.おこづかいの相場
学年別のおこづかいの相場(平均月額)は次の通りです。
出典元:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究「子どもの生活と学びに関する親子調査2017」
おこづかいの金額を決めていない人にも、渡している金額を回答してもらっていますので、親が渡すおこづかいの金額としての目安にはなるのでないでしょうか。
一般的に学年が上がるにつれて、おこづかいも増える傾向にありますが、高校生になると家庭により金額にバラつきが生じます。
これに対して、子供がもらいたいというおこづかいの相場(平均月額)は次の通りです。
3.おこづかいの賛否
賛成意見としては、自分が自由に使える金額の範囲内で、お金の使い方について考えるようになり、お金の教育に役立つというものです。
おこづかいを管理することで、お金との付き合い方が身につくというメリットがあります。
反対意見としては、お金というのは労働の対価であるため、何もせずにお金をもらえるという環境は子供にとってよくないというものです。
子供へのおこづかいについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
おこづかいへの賛否はありますが、いずれにしても子供がお金と上手に付き合っていって欲しいという親心から生まれたものなのではないでしょうか。
ここが明確になっているのであれば、おこづかいはあくまでも手段に過ぎないため、どちらを選んでも影響がないように思います。
大事なことは、お金と上手に付き合っていくことなので、おこづかいだけでなく、色々な方法で機会がある度に少しずつ伝えていくことが良いのではないかと思います。
学校では教えてくれないところになりますので、お父さんとお母さんの腕の見せ所として子供のために頑張ってあげてください。