マーカーの色で効率アップ!効率がよくなるマーカーの使い方
受験、資格試験など何かを勉強する際には、マーカーを使用する方が多いかと思います。
今回はそのマーカーについて、効果的な使い方を調べてみました。
1.マーカーを使う理由
そもそもですが、なぜ勉強をする際にマーカーを使うでしょうか。
学校で勉強していた時に先生に言われてマーカーを引いていて、なんとなく勉強にはマーカーが必要だと思って、自分で勉強するときにもマーカーを無意識に使っているというような人が少なからずいるのではないでしょうか。
マーカーを引く理由は、その色の部分を目立たせ、授業などの受動的な「聞く」という作業において、集中して聞いてもらうようにするためという側面が強いようです。
この理由だけを踏まえると、マーカーを引くことにあまり意味がないように感じられます。
マーカーを引いて勉強したような気になっていても、実際のテストでは出来が良くないということは大いに起こりうると思います。
それではマーカーを使用することは勉強に効果がなく、無意味なことなのでしょうか。
使用方法によっては、効果的な面もあると私は考えています。
2.色のイメージで効率的に記憶
大事なところにマーカーを引くという作業は、勉強をする上であまり効果がないかも知れません。
教科書には必要なことが網羅的に書かれているようなことが多く、教科書に書いてあることはすべて大事なところだとも言えるため、その中でさらに重要な部分にマーカーを引いて目立たせる作業に時間を使うのであれば、その時間を使って教科書をすべて理解する方が勉強としては正しいと思います。
ただ、暗記の場合には話が変わってくると思っています。
まったく色のない文章と、ルールに則って色付けされた文章があったとします。
どちらが覚えやすく、また思い出しやすいでしょうか。
下記の例は、例外を青、等を赤丸で囲むというルールに則った文章です。
いかがでしたでしょうか。
馴染みのない文章であれば、後者が覚えやすく、また思い出しやすいと感じるのではないでしょうか。
時間が経過すると、「青が2箇所ぐらいあって、赤丸が4つあったかな?」ぐらいになるのかも知れませんが、それでもこの規定の一部分をしっかりと覚えることができます。
このように色と記憶を結びつけることで、暗記などの作業においては効率がアップします。
マーカーを使用する際には、大事な部分にマーカーを引くというよりも、体系立てて理解する、覚えるといった使い方が効果的です。
3.まとめ
マーカーを引くといった作業だけでは高い学習効果が得られるようなものではありませんが、暗記などの作業においては効率的に使用することで効果が得られるものだと思います。
上手にマーカーを使用していき、高い学習効果を得られるようにしていきましょう。