サラリーマンAのブログ ~手に職と、ハッピーリタイアを求めて~

30代サラリーマンの業務や自己啓発の記録、世の中の気になる事柄についてのブログです。

投資信託の信託報酬(「成果報酬型」投信に参入)

本日の気になった事柄です。

 

日本経済新聞の月曜の朝刊一面に『「成果報酬型」投信に参入 三菱UFJ系、普及へ弾み』という記事がありました。

 

内容としては、三菱UFJ国際投信が「成果報酬型」の投資信託の運用を始め、また、これが販売会社を介さないものとなり国内初だというものとなります。

 

日本における投資信託の信託報酬は米国に比して高い、というような記事を以前に見かけたので、それが縮まるのでは?という期待からこの記事に興味を持ちました。

 

この投資信託ですが、大きく3つのコストが発生することとなります。

 

1つ目は、購入時の販売手数料です。

 

これは購入時に販売会社に対して支払う手数料で、申込額の0~3%程度の手数料が発生します。

 

2つ目は、保有時の信託報酬です。

 

これは運営管理費用というような性質のもので、一般的に信託報酬はアクティブ型(指標以上を目指す、積極的な投資)が高く、インデックス型(指標と同じ動きを目指す、手堅い投資)が低いと言われています。

 

日本の投資信託の信託報酬が高いと言われている要因の1つにアクティブ型が多く、インデックス型が少ないという事情もあるようです。

 

この信託報酬ですが、投資信託保有している間は常にかかるような費用となります。

 

そのため、長期投資を前提とした場合は、なるべく信託報酬が低いものを選ぶ必要があります。

 

3つ目は、売却時の信託財産留保額です。

 

信託期間の途中で換金する場合、投資信託保有し続ける投資家に迷惑がかからないようにするための費用ですが、こちらが発生しない投資信託も多く存在します。

 

今回のこの記事は、「アクティブ型投信」で、信託報酬は信託銀行分の0.04%だけの投信で、他の国内アクティブ型投信の信託報酬に比べ大幅に低いものとなるようです。

 

いざ投資、となればここから更に調べて投資をする必要があるかとは思いますが、このように投資する側にとってポジティブに受け取れるような内容のニュースは非常に歓迎したいと思います。

 

今後もこの手の類のニュースは、しっかりとチェックをしていきます。